歯の並ぶスペースがせまいことなどが原因で歯が重なって生えている状態で八重歯も叢生に含まれます。
叢生は日本人の歯列不正で最も多い歯並びです。最近は昔に比べてやわらかい食べ物が多いため、噛む回数が減り、顎の成長が足りていないお子様が増えています。叢生のお子様でもかみ合わせが正常な場合は、ブラケット矯正をせずに拡大床のみの治療ですむ場合もございます。
上の前歯が前方に突出した状態です。
癖で下唇を噛んだり、指しゃぶりをするお子様は上顎前突になる可能性があります。
下の歯が上の歯よりも前にある状態です。
かんだ時に前歯がかみ合わない状態です。
歯と歯の間に隙間がある状態です。
特に上の前歯に隙間がある場合が多いです。
多くの人は「歯並びが良ければ、噛み合わせも良い」と思われているかもしれませんが、歯並びと噛み合わせはまったく別のものです。
アングルの分類とは、T級〜V級まであり不正咬合を診断する上では欠かすことのできない指標となっています。基本的に上下の顎のバランスの良し悪しをみます。
アングルの分類は前から6番目の奥歯をみて判断します。(下記赤線)
矯正をお考えの方は見た目を重視されている方がほとんどだと思います。
しかし、歯や口は食べるため、話すためのものです。
機能面を考えると歯並びとともにかみ合わせの重要性も高いことをわかっていただけるかと思います。
そのため、矯正治療は歯並びさえ良くなればいいというわけではありません。
ひまり歯科では歯並び、かみ合わせ共に矯正治療させていただいております。
お子様は普段、舌の位置はどこにありますか?
正しい舌の位置は
状態です。
口呼吸している方は、舌の位置が下がります。これを低位舌といいます。
低位舌だとどうなる?
舌はいろいろな骨とくっついています。
舌が下がると、舌のついている骨の位置が変わり、周りの筋肉のバランスが崩れます。
口呼吸は歯並びを悪くさせます!
この中でお子様に当てはまる項目はいくつありますか?
1つでもある場合は、歯並びが悪くなってしまう可能性ありです!
口がポカンと開いていると、成長の方向が下向きになって、鼻の下が長い顔つきになってしまいます。
そのため、口を閉じる習慣は綺麗な顔に成長するためにとても大切です。
頭の重さは5kgあります。
顎を押すような癖があると1kgほどの力がかかって顔が曲がってしまいます。
出っ歯になったり前歯がかみ合わなくなってしまいますのでやめましょう。
矯正歯科治療を実際に始めた年齢でもっとも多いのは6,7歳です。
早く始めれば、歯を抜かずに治療できる可能性が増すなどのメリットがあります。
9歳以上はほとんど歯列が拡がらないため、拡大床が適用外となり、ワイヤー矯正になる可能性が高いです。歯並びやかみ合わせが気になる方は、早めに相談していただくことをおすすめします。
矯正歯科治療は大人になってからでも受けることができますが、子どものうちに受けることによって、あごの成長発育を利用できます。そもそも歯並びや咬み合わせの悪さは、歯だけではなく、あご(骨格)にも問題がある場合が多いのです。
しかし、成長が止まってしまった大人の場合、歯の移動で治すしかありません。そのため、治療効果にも限界があると言わざるを得ないのです。また、大人であきらかに骨格に問題がある場合は、外科手術を併用した矯正歯科治療が必要になってきます。
矯正治療が可能かどうかは、歯や歯ぐき、そして顎の骨の状態が健康かどうかによります。それらに問題がなければ何歳になっていても矯正治療はできます。
装置での治療中は、およそ1カ月に1回のペースで経過観察させていただいています。
ですが、保定期間中や治療の経過によって定期健診の間隔は異なってきます。
歯を少しずつ理想の位置に動かす矯正治療では、歯が動き始める2〜3日間は、歯が浮くような感覚があったり、噛むと痛むことがあったりする方もいらっしゃいます。
これは歯が動いている証拠でもありますが、長く続くことはほとんどありません。
ひまり歯科は一般歯科医院です。矯正中に発見した虫歯の治療はもちろん、子供の場合はフッ素塗布、大人の方はクリーニングも定期的にさせていただいています。
矯正に抜歯が必要になった場合も当院で抜歯することが可能ですので、何ヵ所もの歯科医院に通う必要はございません。